
「凛 さぎの宮店」(@東区大瀬町)にて。
昨晩は新たに招いた顧問の方を招いての顔見せの懇親会でした。会の冒頭、僭越ながら乾杯の音頭を取るよう仰せつかわる。乾杯の発声の前に、私の怠慢により遅れている決算の進捗と、前期末に予想していた決算値より確定値は若干上ぶれしそうだということを伝える。
そんな話をしながら、社会人なりたての頃、当時勤めていた銀行の支店長に教えられた事を思い出す。支店長は「(融資の信用判断にあたって)会社を見るのに最も重要な視点は?」と、融資のセクションに配属されたばかりの駆け出しの新人である私に問うた。その答えは・・?ここでは敢えて臥す。知りたい人は私に直接問うてみて下さい。
その時から20年近く経ち、銀行を離れた今でも、その視点は私の中に生き続けている。尊敬する支店長から頂いた貴重な視点でした。今も自分が勤める会社を、その視点から客観視しているのです。昨晩の乾杯の発声の前だけでなく私が社内に発する言葉は、その視点から自分たちの会社を客観化した言葉。多少醒めた部分はある。しかし、私自身のスタンスは今後もそうでありたいし、この会社にとってそうである必要があると思っています。