今日の日経新聞朝刊社会面より。テレビ向きのネタなのでニュース番組でご覧になった方も多いでしょう。製造段階で異物が混入した可能性があるとして「カレーハウスCoCo壱番屋」が冷凍ビーフカツ約4万枚の廃棄処分を廃棄物処分業者に委託したが、業者はそれを不正に転売し少なくとも5千枚以上がスーパーで販売されていたという記事。
廃棄物処分業者から横流しされた冷凍ビーフカツは食品製造会社など複数社を経由してスーパーへの販売ルートに乗ったという。CoCo壱番屋の表示自体は無いが、排出者(壱番屋)が見れば自社のビーフカツと分かるパッケージのままスーパーで売られていたという。関わった全ての人間の常識も良識も麻痺している。それは法律以前の問題。
同業者の事をどうのこうのは言いたくはないが言語道断の恥ずべき行為。しかし、業界として、また当社としても改めて足元を見つめ直し襟を正すための反面教師にはなる。お客様はあくまで「廃棄処分」を委託している。資源の再生と横流し・流用は全く次元が異なる問題。経営側だけではなく現場のモラルも再度徹底しなければいけません。
信用調査会社の情報によると、例の業者は収益基盤が脆弱なままここ数年で売上高の急拡大を図っている。そんな歪みがこの事件を招いた根底にあるのは間違いありません。廃棄物の適正処理を支えるのはやはり「健全経営」。そういう意味では経営状態の健全性も含めて厳しい基準をクリアした「
優良産廃処理業者認定」を受けた当社なら任せて安心!廃棄物の処理委託業者の見直しを検討される場合は当社に是非ご相談下さい!
最後は手前味噌になり失礼致しました・・。
環境省のHPより。「優良産廃処理業者認定制度」のパンフレット。
お客さま(排出事業者)にとってこそメリットがある制度です。是非ご活用下さい。