私の宝物。
日本船燈(ニッセン)の「ゴールドフレーム」フリージア・ストーブIS-3。

ランプのような形をした石油ストーブです。
真鍮の鈍い輝きがいいでしょう。真鍮って、経年変化を楽しめる金属だから、すごく好き。このストーブの存在のお陰で、冬の訪れが待ち遠しい。この手の石油ストーブは、はっきり言って取り扱いも手入れも面倒。暖房性能だって、それなり。タイマーなんか当然ないから、朝は家族より先に起きてストーブに火を入れなきゃいけない。でも、火を入れる儀式自体が楽しい(ちょっとコツも要る)から、それも愛着になる。

部屋の電気を消すと、こんな感じ。
ランプにもなります。20ワットの照明に相当するとか。写真じゃ分かりにくいけど、ストーブの近くなら読書も何とか出来る明るさ。部屋の電気を消し、ブルースを静かに流す。そして、ストーブの傍でウイスキーをチビチビやりながら開高健の紀行モノを読み耽る。時おりストーブのホヤに映る炎を眺めながら・・、サイコーな気分の冬の夜です。
そんな私の趣味的ワールドを家内は全く理解しません(むしろ、バカにしている)。この1台(ゴールドフレーム)だけならまだしも、家内を更に呆れさせるモノが、実は・・。
この続きは、また明日。