昨晩は静岡県信連の取引先忘年会(@オークラアクトシティ浜松)

余興に登場したのは、地元浜松出身のソプラノ歌手である柳澤利佳氏。

ハードロックとヒップホップをこよなく愛す私にはオペラというものは全く理解できませんが、「どこから声が出ているんだろう?」という凄さはよく分かりました。ハードロックのヴォーカルのハイトーンとは違う、アタマのテッペンがムズムズするような(←ほめ言葉)美声を堪能。ありがとうございます。
忘年会終了後、遠州鉄道新浜松駅前の鍛冶町南スクランブル交差点にて。

NPO法人CC緑化協会が事業運営し、当社が協賛しているスーパー防犯灯。忘年会シーズンで賑わう夜の繁華街を見守っていました。敢えて言うならば、もう少し明るく目立つようにしてもいいのではないかな、と。その趣旨からして。思いのほか暗いと感じてしまったので。ただの看板にしか見えない人も多いだろうし。
往復の電車内で読んでいたのは・・

猟師・姉崎等と映像作家・片山龍峯の対談をまとめた「クマにあったらどうするか アイヌ民族最後の狩人 姉崎等」という本。世の中には「熊文学」というジャンルもあるらしく、そういえば私も吉村昭「
羆嵐」、久保俊治「
羆撃ち」、木村盛武「
慟哭の谷」などその分野は割と好物として読んできた。
片桐邦雄や
千松信也といった猟師モノも好きだし。自然や生命の本質を見つめる猟師の視点に興味がある。
「カムイ」というアイヌの言葉は畏敬の念を持つ対象を指し、そういう意味で「神」も「熊」も同義となる。人間を襲う恐怖の対象として描く他の熊文学と異なり、「クマはお師匠」と姉崎氏は言う。近年もクマによる被害がよく報道されるが、クマと人間の共存について「規制をよしんば作っても、クマの方は守るかもしれないけど、人間の方は守らないでしょう」と語る姉崎氏の言葉は深く、重い。
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