
必要なのはサンク・コストの断捨離です!
新たな判断や意思決定に於いて、本来不必要でありながら実は大きな影響を与えている「サンク・コスト(埋没費用)」というもの。設備投資の継続にしても然り。不採算取引の是非にしても然り。「サンク・コストの呪縛」に捉われてしまうと、トレードオフの関係にある「機会費用(オポチュニティー・コスト)」が霞んで見えなくなる。
私が考えるに、当社は伝統的に「サンク・コストの呪縛」が少々強いようでして。機会費用の合理的判断より感情論。分かるかな?この意味。分からなかったら自分で調べてみて下さい。説明するのは面倒くさいので。いずれのキーワードも経済学の基本的かつ重要な概念です。役職相応の判断を求められる立場の人たちには、マニアックに知らなくてもせめてその言葉の意味くらいは知っていてもらいたいものです。感情論に支配されない会社になるためにも。