
公募期間は8月11日までですからね~。既に結構キツイのです!
経済産業省の中小企業支援施策関連事業であるいわゆる「ものづくり補助金」(ものづくり・商業・サービス革新事業)。現在、平成25年度補正予算による2次公募が行われている。当社はこの「ものづくり補助金」の採択を受けるべく申請の準備を行っています。
実務的にこの仕事の中心になって動いているのは営業部のH田君。私は彼のサポート役というか見守り役。超微力(無力?)ながら多少相談に乗ったりもしています。思い起こせば私もこの会社に入社したばかりの10年前、中小企業経営革新支援法による経営革新計画の承認を受け申請の仕事をし、実際に承認を受けた。そんな経験があるから、まあ似たようなものだろうな?とプロセスは理解しているし、相談を受けても逃げ腰にはならない。まだ若手の範囲に入るH田君。将来、彼に後輩や部下ができ同じように相談を受けた場合に自信を持ってサポート役が出来るよう、今回の申請を「自分の力でやり切った」という経験を身に付けて欲しい。そう願います。
そうはいっても私も見守るだけで悠長に構えているだけではありません。申請の公募期間は8月11日まで。残された時間は短い。気を揉む。事業計画は頑張って作文するにしても、資料を読むと決定的に要件にアジャストが必要な箇所が二点。如何にクリアするのか・・?土曜日の午後、一人残った静かな事務所で考えを巡らす。
20世紀を代表する経営学者であるP・ドラッカーは「知的労働に従事する者は大事なことを考えるための2時間を作れ」と言う。自身の要領の悪さは認めるにしても、1日にまとまった2時間の枠を確保するのは平日はさすがに難しい。単なる志願出勤の土曜日。しかし、考えるための2時間を確保できる貴重な時間に感謝です。