
平均は実態を表さないという典型ですね。
確定拠出年金の運営管理機関から昨年度の「運営レポート」が送られてきた。加入者全体の平均運用利回りは2.4%とまずまず。といっても、それはあくまで平均値。資産残高の78%は元本確保型商品で運用され、加入者の51%は運用利回りが0.0~0.5%のレンジに分布している。全加入者の中の1割程度の高運用の加入者が平均値を上げているということ。平均は実態を表さない。スイッチングの件数やサポートの利用件数を見ても他社の動向に比較して少なく、確定拠出年金に対する関心度の低さは変わらず。ちなみに私の運用利回りは18.2%です。無関心・無作為で損するのは結局のところ自分自身ですよ!
ところで、運用利回りの分布を見ていて気付いたことがあった。当社の企業型確定拠出年金の加入者240人の中で唯一マイナス運用の人が1人いることに。残りの全員は一応はプラス運用(ゼロに近い人が半分以上だが・・)だというのに!その貧乏クジを引いたような気の毒なお方は一体誰?非常に気になる。