合宿研修での生き生きとした声出しから一転・・。写真は数年前の様子。
先日の新入社員合宿研修に参加した時のハナシ。研修では経営理念を大きな声で暗唱するという訓練もある。単に暗唱といっても生易しいものではなく猛烈な訓練。そして、経営理念といっても会社によって様々。長いの短いの。難しいの簡単なの。私は分かりやすく簡潔な表現が良いと思っているが。
宴会訓練に私たちが参加した時、新入社員の一人が笑顔で言っていた。「リサイクルクリーンの経営理念は短くて覚えるのが楽でしたよ～！」と。高校を卒業したばかりの彼が、背筋を伸ばし大きな声で滑舌（かつぜつ）良く経営理念を暗唱する姿を見て胸を打たれる。
当社は毎日の朝礼で経営理念を唱和している。朝礼当番の一人が前に出て暗唱するが・・。うつむき気味なのは手元のカンペを見ているからか。それでも「読み」間違える。そして更に声が小さくなる。入社して何年にもなり何百回も唱和しているハズなのに、いまだに暗記していないということか・・。経営理念と同じく毎日唱和している目標も然り。毎日口にして耳にしているにも関わらず覚えていないということは、意識もしていないということ。
来週から研修から帰った新入社員が出社する。生き生きとした表情の新入社員たちが。しかし、このギャップが新入社員をスポイルするんだよなぁ・・。
