
勉強しているという訳ではなく、単に英語のリズム感が好きでBGM的に英語放送のラジオをよく聴きます。昨日、会社で「TUBOJUNコラム」の原稿を作りながら流していたのは「AFN(American Forces Network)」。米軍が駐留する地に設けられた基地関係者とその家族向けの放送局で、日本では1997年まで「FEN(Far East Network)」と呼ばれていたものです。私より上くらいの世代にはFENの方が通りがいいでしょう。
かつてのAM放送では浜松辺りだとクリアに受信出来ず、夜になってから雑音交じりで受信されるFENをラジオにかじりつくように聴いていた頃が懐かしい。当時はネイティブ向けの生の英語に接することが出来るメディアが非常に少なく飢えていました。

こんな感じでダイジェスト版のCDが付属したムック本を買っていた時期もありましたが、AFNも今ではインターネットでストリーミング配信されています。スマートフォン用のアプリもあり、私はiPhoneのアプリで聴いています。英語好きで「FEN」というものに妙な思い入れのある世代にはオススメ。
AFNに限らず今ではストリーミング配信により海外のラジオも聴き放題。音質はクリアそのもの。でも、余りに便利で当り前になり過ぎて逆に寂しい気もするのも事実。「ありがたみ」とか「温かみ」が無いというか。ラジオであって思い入れのあるあのラジオでない。なので、私はiPhoneからわざわざモノラルのラジオにFMトランスミッターで飛ばして聴いていたりもします。あの頃の雰囲気を味わいながらAFNを聴くのです。何か温かみがあるんですねラジオって。