
本日の日経新聞朝刊一面トップ記事。
確定拠出年金の掛け金の上限が今年の10月に引き上げられることに決まっているが、政府は制度をさらに拡充すべく検討に入ったとの記事。掛け金の上限を更に引き上げる案や、事業主掛け金以上にマッチング拠出を認める案などが出ているほか、受給に必要な加入期間(現状は10年)の短縮なども検討しているとのこと。
客観的に良いことだとは分かっていても、例によって厚労省と財務省の綱引きで時間はかかるでしょう。確定拠出年金制度の普及を促進し、公的年金のみに依存しない自助努力を志向した経済の活性化に資するべく、柔軟性をもたせた制度の大幅な拡充を望みます。といっても、結局は縦割り行政の狭間で小出しチックに矮小化されてしまうのかなぁ・・。