漂えど沈まず

6年前のちょうど今頃、当時、社内の数名の持ち回りで投稿していたブログ「目指せ!売上100億円」に私が書いた記事を以下に転載してみます。記事のタイトルは「悠々として急げ」でしたね。


漂えど沈まず
みなさん明けましておめでとうございます。 私の今年のテーマは、「悠々として急げ」
開高健(作家)の作品の中でよく目にした言葉です。 もともとは”festina lente(ゆっくり急ぐ)”というラテン語の古語に由来するといわれていますが、開高健が度々口にし、彼のライフスタイルを象徴する言葉にもなっています。

今年は当社にとって飛躍の年。
しかし、繁忙の中や困難に直面した時にも、独りよがりの言動を起こさぬよう、ピリピリギスギスした雰囲気をつくり出さないよう、遥かな目標を見据え、常に心に余裕をもって、でも、スピード感をもって、 何事にも取り組んでいきます。


以上、平成18年1月7日の記事。

6年前というと34歳の時か・・。言っていることは今と余り変わらないけど、醸し出す雰囲気は少々若い気がする。というか、この6年間で私は随分消耗した。当時の余力で今を辛うじて乗り切っている感じ。これといった不満は無いが満たされてはいない。何なんだろうな、この感覚?でも、決して落ち込んでいる訳ではありません。「漂えど沈まず」

今年も私の好きな言葉「悠々として急げ」で漕ぎ出すのですね。


タグ :開高健

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この記事へのコメント
「悠々として急げ」・・・良いですね。良い言葉ですね。
「漂えど沈まず」・・・同年代だからでしょうか。なんとなくわかります。その感覚。

私は、誕生日が1月ということもあり、年始めは、少しばかり気持ち引き締まります。
Posted by ama at 2012年01月11日 12:44
amaさんへ

「漂えど沈まず」というのもラテン語の古語(Fluctuat nec mergitur)で、パリ市の紋章にもなっているとかみたいですね。
「悠々として急げ」とともに私が敬愛する開高健氏の書物の中で知った言葉です。

両方ともに私の大好きな言葉。
内に秘めた力強さを感じる、中年を元気づけてくれる言葉ですね!
Posted by keylargokeylargo at 2012年01月11日 19:35
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