虚礼廃止

ずいぶん減ったなぁ~。
虚礼廃止
昨日今日は世間的には休日のため電話や来客がなくて、落ち着いて仕事が出来ていい。

この時期の来客というと年末の挨拶。で、いただくのがカレンダーや手帳の類。この写真は私が今月に受け取ったモノ。ずいぶん減りましたね。これも虚礼廃止の流れか。こういう形式モノを虚礼廃止と称して「必要か?無駄だ!」と省いて、大していいことあるのか?デフレ下のケチり思考から生まれたなら、それこそ「合成の誤謬」になりますね。

無駄も社会の中では必要な構成要素。世の中は所詮、お約束事の虚礼で成り立っている。意味や目的が極めて薄いコトに本質的な真理が隠されていたりして。社会の潤滑油としての虚礼。それら全て廃止してしまったら、「剥き出しの感情」がぶつかり合うことになる。先人の知恵を否定しても、余り良い世の中になるとは思えないな。



今日のオススメはスウェーデンのバンド、ヨーロッパ(EUROPE)

5枚目のアルバム「Prisoners In Paradise」から同名のタイトルトラックを。
このアルバムから中心メンバーであったギタリストのジョン・ノーラムが脱退し、キー・マルセロが加入。しかし、セールス的にも世間的な評価としてもパッとしないアルバムでした。でも、それは北欧メタルという先入観や大ヒットした「Final Countdown」の幻影を引きずった過小評価じゃないかな。

ジョーイ・テンペストのネバっこいヴォーカルに、キー・マルセロの能ある鷹は爪隠す的なサラッとしたギターが絶妙に絡む。もっと評価されてしかるべき秀逸なアルバムだし、その中でもこの曲は隠れた名曲だと思う。サビの一部を引用。

 But hey
 We’re just children of tomorrow
 Hangin’ on to yesterday

 「でも、いいじゃないか。
  結局ボクたちは、きのうを忘れられないまま
  明日に向かう子供たちなんだから」

素晴らしい。


タグ :ヨーロッパ

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