プラスチックの渦

keylargo

2016年01月25日 12:18


苦しい弁明を続ける甘利経済再生担当相が出席していることで知られるダボス会議(世界経済フォーラム)での話題。世界の海に漂うプラスチックごみの量が今後も増え続け、2050年までには重量換算で魚の量を超すと予測する報告書が発表された。先週金曜日の静岡新聞夕刊の記事ですが、一般紙各紙に同じ記事が掲載されていたので目にした方も多いでしょう。一般生活への浸透度を勘案すれば20世紀最大の発明ともいえるプラスチックが後世に与える負の影響について考えざるを得ません。

実はこの問題に関しては以前から関心を持っていまして、当社が配信しているメールマガジンの中で私が受け持つ「TUBOJUNコラム」の中でも昨年4月に「プラスチックの渦(Plastic Vortex)と題して考察してみた。漂流するプラスチックごみの膨大な量も然ることながら、より深刻なのは紫外線や波により5ミリ以下に分解された微細な「マイクロプラスチック」による生態系への悪影響。サーフィンをしているのか溺れているのか分からない下手の横好きの私なんて「マイクロプラスチック入り有毒スープ」をたっぷり飲んでいるようなもの。あ~、恐ろし・・。

そんな意味でも当社の事業、中でも再利用が困難な廃プラスチックを主な原料とするRPF固形燃料の製造は社会的にも意義があると思えるのです。魚は食べちゃ駄目、海水浴も駄目。数十年後にはそんな世界になるのかもしれません。何もしなければ。

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