金属リサイクル会社の業務提携

keylargo

2015年03月13日 09:51



今日の日経新聞朝刊静岡経済面より。県内に本社を置くエンビプロ・ホールディングス(東証二部上場)は、スズトクホールディングス(東京都)との業務提携に新たに4社が加わると発表した、との記事。6社の売上高を単純合計すると約1300億円になる。金属スクラップの仕入販売を共同で推進し、スケールメリットによる海外展開も視野に入れた競争力を高めるのが目的、とのこと。

全く同じカテゴリーという訳ではありませんが、近接するカテゴリーですので気になる話題。また、同じ県内の業者であり、エンビプロ・ホールディングスの中核事業会社であるエコネコルとは友好的な取引関係にありますので、更に興味をそそります。企業同士の提携を意味し、数年前に語感のみが先行した「アライアンス(alliance)」という言葉。その言葉自体は最近すっかり聞かれなくなりましたが、内需低迷が続く中で着実に進行しているように思います。

ファミリーマートとサークルKサンクスの経営統合にも見られるように、大企業であっても生き残りと成長を賭けて全ての選択肢を模索している。さて、私たちは既存の固定観念の枠組みの中だけで泳いでいていいのでしょうか?それで良しとしていれば、いつのまにか池の水は干上がっているかもしれません。

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