私の本棚自慢 その1

またも、買ってしまいました!
敬愛する巨匠 開高健氏の釣紀行の名作「オーパ!」
もともと、ハードカバー版と文庫本版を所有していましたが、最近、直筆原稿版などというマニア心を超刺激するブツが出版され、ガマンできずにゲット。
カタチは違う同じ本が、我が家の本棚に3冊並ぶことに・・。

私の本棚自慢 その1これが本家ハードカバー版。
初版は1978年。中学生くらいの頃、夢中で読みました。読んだというより、写真に魅了されました。ピラルクーの迫力ある姿やアマゾンの圧倒的な風景に心躍ったものです。今読んでも30年以上前の古さは微塵も感じられません。ちなみに、これは私が買ったのではなく13年前に他界した私の父の形見の品。






私の本棚自慢 その1これが文庫本版。
私が25歳くらいの頃、自分用に購入。ハードカバー版は大きくて重いから、実際のところ読むには不便で本棚に鎮座しっぱなし。パラパラめくって読むのは、もっぱらこの文庫本ですね。ハードカバー版と比べると写真の数が大幅にカットされているので、視覚的なトキメキ度は下がる。でも、開高健氏の濃厚な文体を味わい尽くすには、こっちかな。





私の本棚自慢 その1これが最近出版された直筆原稿版。
何か最近、開高健氏の話題が新聞などでチラホラ出るな~と感じていたら、今年が生誕80年ということらしい。何故今になって急に「オーパ!」かとも思っていたが、企画モノに乗せられた感じ・・。それも嬉しい企画ですけどね。







私の本棚自慢 その1直筆原稿版はこんな感じ。
まさに直筆。原稿用紙そのもの。はっきり言って読みにくい。もとのハードカバー版の売りである写真はごくわずか。でも、マニアは字句の修正や推敲の跡もじっくりと味わうのです。「その一字が変わって、こんなに文の雰囲気が変わるのか!」などと。と言いながら、これも本棚に鎮座しっぱなしでしょうね。


私の本棚自慢 その1三冊あわせてこんな感じ。
同じ本を三冊も・・。ちなみに、私は開高健氏の本は(父の形見を含めると)大半を所有しているかな。その中には「オーパ!」以外にも同じ本で複数冊所有しているのがいくつかあります。マニアというか変態というか・・。




私の本棚自慢 その1開高健氏といえば、やはりサントリー。
ということで、サントリーのウイスキーをチビチビやりながら「オーパ!」のページをめくる。私の至福の時です。









今回の自慢が、その1。
今後も、「私の本棚自慢」、不定期に続けます。



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